うつ医師日記

弱くても生きていく

お祭りが嫌いでもええじゃないか

今週のお題「祭り」

 

私はお祭りが苦手です。でも、苦手だと言いにくい空気があります。なので無理してお祭りに行くこともあります。そうするとますます嫌いになってしまいます。

 

お祭りの苦手なポイントはいくつかあります。人混みが苦手。出店の料理が苦手。ハイテンションな人が苦手。性格が陰の者である自分としてはお祭りを楽しむのはハードルが高いのです。

 

特に「お祭りを嫌いと言えない雰囲気」が何より苦手です。素直に話してもなかなか理解されませんし、性格が暗いつまらないやつとレッテルを貼られてしまうような気もします。

 

学生時代に「お祭りにいいイメージがあるのは青春を楽しんでた証拠」みたいなことを言う人がいました。中高生で恋人がいればお祭りを楽しむ機会があるからだそうです。たしかに私はガチ陰キャなので、学生のときは教科書が恋人でした。お祭りは苦手ですが、恋人と行く神社のお祭には憧れています。なので、お祭りを楽しめないことが陰キャ人間の証拠のように感じてしまうのです。

 

比較的自由な世の中ですが、人の考えには王道と邪道がしっかりあるように感じます。結婚していること、仕事をしていること、友達がいること。こうした「普通の人の生き方」としての王道があります。お祭りを楽しめることも、王道の生き方だと思います。

 

マイノリティな邪道を歩く人たちはいつも説明を求められます。「どうして結婚しないの?」「どうして仕事しないの?」と不思議がられます。逆に「どうしてお祭りが好きなの?」と説明を求められることはほとんどありません。

 

お祭りを楽しめるマジョリティと、楽しめないマイノリティに分かれてしまうのは仕方ありません。疑問を持たれてしまうこともきっと仕方がないことです。ですが、自分自身ぐらいは自分の好き嫌いを素直に受け止められるようになりたいです。

 

お祭りが嫌いでも人生損してませんし、何も悪いことではありません。好きなものを好き、嫌いなものを嫌いと素直に思える自分自身になりたいです。